福岡を超え、大阪と競え!

投稿者: imaeda

 今、広島の人たちの多くは、とてもではないが大阪や福岡と競う力は広島にないと思っている。そして、都会を満喫したいとき、買い物をしたいときに、大阪や福岡に行く。

 広島は、江戸時代には、江戸、大坂、京都、名古屋、金沢に次ぐ日本で6位の都市だった。
 明治維新後も基本的には変わらない。むしろ国鉄が広島までしかない時期があり、大陸へ兵や軍艦を送る軍都として栄えていた。
 現在の高等裁判所の序列は、明治時代につくられたものがそのまま使われているが、東京、大阪、名古屋に次いで広島は4位である。
 しかし現在の広島市は、全国でベストテンからギリギリ漏れるような都市とされ、地域の中核都市である「札・仙・広・福」の中では、最下位とされている。
 広島の人たちも、冒頭に述べたようにこれに甘んじている。

 しかし、新しい時代が来た。
 高速道路の無料化・定額化により、道路交通を利用した広域都市圏の形成が可能である。
 広島の弱点は平地が狭く、鉄道網ができないことだったが、高速道路をパイプにすれば、東広島・呉・廿日市・北広島を巻き込んだ広域都市圏が形成できる。特に広島大学が移転し、産学共同体が形成され、土地がある東広島との連携は重要である。
 山陽自動車道と市内中心部を結ぶ高速道、湾岸を繋ぐ高速道も整備されてきている。
 広島西飛行場も、広島市の管轄になり「広島シティ空港」と生まれ変わり、1日数回の羽田便の発着も期待できる。
 米子や高知などと結び、中四国地方のためのハブ空港となる可能性もある。
 宇品港や観音マリーナから、宮島をはじめとする観光地、松山ほかの四国の重要都市と高速船で連絡することも期待できる。

 広島は、普通に、福岡を超えることを期待していい都市である。
 そして、大阪と競おうとする野心を持つべきである。
 そうしないと、1つの地方都市として、福岡と大阪の間で埋没してしまうだろう。