2016年11月14日

詐欺被害の被害者代理人 投資詐欺、特殊詐欺、結婚詐欺

カテゴリー: 総合

投稿者: imaeda

 今年は、詐欺被害の被害者代理人としての依頼がたくさんありました。
 うまくいってかなりの金額を回収した事件もありますし、うまくいかずなかなか回収がままならない事件もあります。

 今年特に多かったのが、投資詐欺です。
 うまくいったケースでは、被害者が十数名、被害総額約3300万円の事件について、被害額の9割で示談し、約3000万円回収しました。この事件では、広島でも私の他に複数の弁護士が被害者から依頼を受けていますが、私以外の弁護士は回収できていないようです。私の場合は、回収できないような場合はすぐに刑事告訴をします。その前段階として、告訴状を作成して詐欺会社に送付します。そうして、代表者の携帯電話に毎日催促の電話をします。
 高齢者を対象にした特殊詐欺の場合、被害者からお金を受け取る「受け子」が逮捕されても、そこから上層部への繋がりが立証できないということでとん挫することが多々あります。最近の特殊詐欺は巧妙化が進んでおり、簡単にはいきません。しかし、私は、特殊詐欺の犯人の私選刑事弁護の依頼を受けたことも何回かあるので、内部の情報は持っています。もちろん、同じグループの事件は守秘義務違反と利益相反から受任できないのですが、他のグループでも、結構ノウハウは共通する部分があります。

 結婚詐欺の事件もたくさんあります。結婚詐欺は基本的に個人による犯行ですから、一度に回収するのは困難です。こちらも告訴状を作って送り、長期分割払いで示談するときには身元の固い親族を連帯保証人にしてもらいます。身元が固いとは、いざとなったときには差押えができる勤め先給料、不動産などがある人です。

 詐欺被害については、民事的には騙された方にも過失があるから過失相殺という話にもなります。裁判になったら全額に近い金額を回収するのは無理です。今までの実績では、5億円の被害に対して7000万円、8億円の被害に対して6000万円という回収額がありますが、これらは詐欺をした当事者というよりはその雇用先企業や不法行為となる過失がある企業からの回収です。このように、詐欺犯人らの法的責任だけではなく、使用者責任や過失による不法行為責任により資力がある会社から回収する方法を捻り出すのが大事です。

 結構、口コミで私が詐欺被害に強い弁護士という噂が広まり、弁護士の間でも詐欺被害の事件だと私を紹介してくれるので、ますます詐欺被害事件の依頼が増えています。
 もちろん、相手に金がなかったら回収できないし、上層部にたどり着けずに終わることもあるのですが、他の弁護士に比べれば成功率は高く、私がやってダメならば他の弁護士に依頼してもダメだろうというように思っています。
 先日来られた方は、名前は言えないが知り合いの裁判官から、そのような事件では広島では今枝弁護士に依頼するのがベストであろうとアドバイスを受けたそうです。光栄なことですが、どうして私を推薦されたのか詳しく聞くと、「広島で一番凶暴だから」と言われたとのことです。「犯罪者に対する姿勢が毅然としている」、と訳すことにします。

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